大学教師の年収・非常勤教師の年収

大学教師の年収
先生は先生でも大学の先生ともなると事情はだいぶ違います。
大学の教師は、大学によって差がありますが、教授ともなれば年収は1000万円前後です。
数字だけ見れば、かなりの高給取りに見えますが、「生涯収入」で考えるとそれほど待遇が良いわけではありません。
大学の教師になるためには、大学院の修士課程・博士課程などを経た後、海外留学なども経て、大学に採用される必要があります。
それも、すぐ常勤の仕事が見つかるわけではなく、最初は非常勤講師からスタートし、経験を積み、論文を発表するなどの実績を積んで、正規の講師になれるのは早くても35歳くらいと言われています。
50歳くらいでやっと教授になれる人も多く、そこまできてようやく高い年収を得られるのです。

非常勤教師の年収
同じ学校に勤めていても、正規の先生と非常勤の先生では年収にも差があります。
非常勤の教諭は、大学などで教師免許を取得後、各自治体の教師採用試験に合格できなかった人たちです。
小・中・高校の教諭の数が足りなくなった場合などに採用試験不合格者の中から成績上位者を中心に声をかけ、1年以内の短期契約で学校の先生となります。
非常勤の場合、給料は時間単位で決まることが多く、ボーナスも手当てもないため、年収は170万円程度と正規の教師に比べ、大幅に少なくなります。
そのため、少ない収入を補うため、学校が終わった後に、学習塾などでアルバイトをする人もいるようです。

幼稚園教師の年収・教師の仕事

幼稚園教師の年収
同じ教師でも、小・中・高校の先生と幼稚園の先生では、年収にも差があるようです。
幼稚園教諭の平成19年の平均年収は、333.4万円で、高校の736万円、小・中学校の742.4万円に比べ、かなり低い印象です。
これほど大きな差がある原因の1つが、平均年齢や平均勤続年数です。
幼稚園教諭の平均年齢は30.5歳、勤続年数が6.8年に対し、小・中・高校の教師は平均年齢43.9歳、勤続年数15.8年です。
給与は勤続年数に応じて上がっていくので、勤続年数の差が収入の差になります。
また、公立が多い小・中・高校に比べ、幼稚園は私立が多く、独自に給与額を決めています。
そのため、各幼稚園によって収入に差が出やすくなるのです。

教師の仕事
学校の教師は、年収も高く、完全週休二日制に加え、夏休み・冬休みも長く、とても待遇が良いように思えますが、実はそれほど良いことばかりではないようです。
毎日の授業以外に授業の準備や、生徒たちのテストや宿題のチェックなどの仕事もあり、家に仕事を持ち帰る先生は多くいます。
加えて、部活動を受け持つと休日返上で指導にあたる場合もあります。
また、夏休みや冬休みはその期間丸々休めるわけではなく、長期休暇を利用した研修、会議などがあるほか、交代で学校に出勤したりするので、実際には1週間程度しか休めないのです。
そのほか、いじめや不登校、生徒の素行不良など子どもたちの関わるさまざまな問題にも対応せねばなりません。
学校の教師は、年収が高い分、負担も大きいと言えます。

学校教師の年収・私立学校の教師になるには

学校教師の年収
学校の先生たちはいったいどのくらい給料をもらっているのでしょうか。
平成19年の教師の平均年収は、高等学校が736.3万円、公立の小・中学校が742.4万円でした。
この数字は、サラリーマンの平均年収435万を大きく上回る数字です。
また、収入が多い職業ランキングでも、上位に位置しています。
ただし、今後は収入が減少する可能性もあります。
少子化の影響で平成14年ごろから教師の収入は減少傾向で、平成14年に比べ年間で50万近く、月では3、4万円ほど収入は減っています。
少子化が今後も深刻化しそうなので、先生たちの収入が今後大幅に増加することはないと見られています。

私立学校の教師になるには
公立の学校の教師ももちろん人気がありますが、私立の学校に就職を希望する方は多いようです。
理由としてはやはり年収が公立に比べて比較的高めというのが一番の理由ではないでしょうか。
もちろんその他の理由として、自分が卒業生であるとか校風に魅力があるなどでピンポイントで希望している方もいるでしょう。
ですがやはり実際のところ年収の高さは大変魅力的です。
しかし、私立学校に就職するには、公立学校のように採用試験などを受けるなどはっきりとした道筋がないのがネックかもしれません。
もちろん採用試験と同じような私学適性検査などを受けるのも手ですが、一番確実な方法はやはりコネといってもいいです。
コネで就職なんていまどきあるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結構多いようです、
このような私学は教師の募集などに積極的にお金をかけることは少ないようですし、やはり知り合いなどの紹介などが第一候補になるのも仕方ありません。
しかし、だからといってあきらめないで積極的に学校に問い合わせをするなどして就職活動をすることが大切でしょう。

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